簡単なペーパーレス化について寄稿
東海税理士会の会報(東海春秋)への原稿依頼があり、ペーパーレス化について簡単に書きました。
掲載されたのは2018年2月号で、2月の初旬には配布されましたので現時点(2018/03/26)からもう2カ月近く前となってしまいましたが(執筆は2017年秋)。
ネットで情報を仕入れているような読者の方々には「何を今さら」感のある内容だとは思いますが、一応書いた内容を紹介しておきます。
マルチモニタとトラックボールマウス

パソコンのモニタは、2台接続することにより紙の印刷を減らす(無くす)ことが出来る。
画面が広くなった分、通常のマウスよりトラックボールマウスが便利である。
クラウドストレージの利用

ファイルやアイデア、メモなど保存すべきものにはDropboxやEvernoteなどのクラウド上に保存。
スキャナアプリを利用し、スキャンしたデータもクラウド上に保存。
Gmailの利用

プロバイダやベンダーに縛られないように、eメールは独自ドメインのものとGmailを使用。双方ともGmailで送受信できる設定にしておく。
端末を選ばず使えるため、いちいち事務所のパソコンで確認する必要なし。
FAXは使わない

ファイルの送受信はメールで行う。
紙を使い、場所も制限されるFAXは使わない。
PDFの加工に慣れる

PDFの加工に慣れれば印刷は減る。
Macならプレビュー。
Win版;チェックをつけたりテキストを記入するだけならAcrobat Readerの無料版でも十分。
向きの変更やマージ、ページ削除などは↓を利用。
iPad ProとApple PencilでPDFに自在に書き込む

証憑書類への書き込みや、申告書のチェック、税理士会の研修テキストへの書き込み、白紙にノートをとるなど。
少々投資は必要ですが、iPad ProとApple Pencilの組み合わせでPDFファイルへの書き込みが自由自在に。
Apple Pencilを使うならシリコン製のカバーが便利。本体の補強と、キャップを紛失する心配がなくなる。
PDFへの書き込みはこちらのアプリで。
後日談
お読みになった支部の重鎮の方が、
「これウチもすぐやれ!」
との指令を発せられたと聞きました。
お役に立てて嬉しいことです。
ちなみにバックナンバーは東海税理士会会員なら会員用ページで閲覧でき、PDFでも取得可能です。
が、
本会から届いたのは配布用?の会報誌が
紙で10冊
・・・でした。