シャツは本来下着、ボタンダウンはカジュアル、ということを知っておこう

クールビズで上着無しのシャツ姿が容認されて幾年かが過ぎました。

”容認”ということは、かつては”好ましくない”とされていたからです。

シャツ(ワイシャツ)はもともと下着であり、

本来人前では覆い隠すべきものだからです。

 

本来シャツは下着

スーツは寒い国で生まれた装いです。

シャツは下着であり、常に上着を着ているのがスタンダードな着方です。

人前でシャツ姿になる、ということは下着を見せているということであり、本来はとても失礼なこと。

英国人ならまずそのようなことは心得ていて、ロックミュージシャンでもまず基本があって、そこから着崩しています。
キース・リチャーズを観察して下さい。
(米国はダメです。)

とはいえ夏は熱帯の日本ではそう言ってられませんから、フォーマル強制の時以外はシャツ姿容認ということなのでしょう。

ただし、下着であることは知っておくべです。何事も、知らずにするのと知っていてするのは全く違います。

 

ジレ(ベスト)を着ていれば上着なしでもOK

上着を着ていなくてもジレ(ベスト)を着ていれば失礼とは見なされません。

キースもベストをよく着ています。

スリーピースはおじさんぽいと勘違いされているむきもありますが、そんなことはありません。

ネクタイを締めたときに立体的に映えるという利点もあります。西田敏行さんを観察して下さい。いや、おじさんですがかっこいいのです。

 

 

 

ボダンダウンシャツはカジュアル

クールビズでよく見かけるボタンダウンシャツ。

スーツにノータイの場合、ボタンダウンが好まれているようです。衿が崩れないからでしょう。

実はボタンダウンシャツはもともとポロ競技用です。競技の最中に衿を固定するためにボタンで留めたのが始まりです。

いわばスポーツ用で、フォーマルでは避けるべきものです。

ネクタイを締めても衿との間に妙な隙間ができ、美しくありません。

私も以前はスーツにボタンダウン姿でしたが、何年も前にやめました(まずスーツ自体ほとんど着ません)。

ダボっとしたスーツに、ボタンダウンの妙に目立った衿のおじさんサラリーマンをよく(大量に)見かけますが、すっかり”おじさんスタイル”に定着してしまった感があります。

やはりスーツからネクタイを取っただけでは手抜き感が否めません。ノータイならジャケパンスタイルが好ましいと思います。

その場合ボタンダウンもいいのですが、ワイドスプレッドなどがより良いでしょう。

また、カラーステッチ入りや、カラーボタンのものが流行っていますが、おそらく日本独自のガラパゴスシャツではないかと思われます。オーソドックスが一番です。

 

 

 

 

 

◆◆あとがき◆◆

三重県鈴鹿市出身の松阪ゆうきさんという歌手の方。

松阪というのは芸名で、三重出身だからというのが理由だそう。

NHKのラジオで”マツザカ”と名乗っていたのですが、

正しくは”マツサカ”、”Matsusaka”です。zではなくs、

阪は濁りません。

地名にあやかるのなら正しく使って下さい、とお願いしたいです。