税理士試験・トリッキーな出題なんて怖くない!

税理士試験ではまれにトリッキーな出題がなされ、受験生を惑わせます。

しかし、慌ててはいけません!出題者の術中にはまらないようにしましょう。

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私の失敗例

2007、8年頃、所得税法の試験は超難易度の高い出題傾向でした。受験校のテキストには載っていない内容で、かつ実務でもそうそうお目にかからないようなもの。

2009年、所得税法の実力判定模擬試験では、計算の平均点が11〜12点(50点満点)ぐらいだったかと記憶しています。難易度の高い本試験をにらんだ出題でした。

実際その年の本試験も難易度高く、かつボリュームも膨大な内容で、私はきっちり出題者の術中にはまり、不合格に終わりました。

テキストにない出題は必ずある

翌2010年の所得税法本試験。計算問題のボリューム、難易度はほどほどだったものの、理論テキストには未掲載の内容が出題されました。

非居住者に係る問題で、その年の計算のヤマとされていましたが、まさか理論で出題されるとは誰しも予想していなかったでしょう。

出題者が受験校のテキストを研究しているかどうかは不明ですが、目を通していることは十分考えられます。裏をかかれる可能性は否定できません。

2011年の相続税法でも、計算でテキスト未掲載の”容積率の異なる土地の評価”について出題されました。

慌てず対処すれば大丈夫!

もちろん直前の模試では、受験校の講師の方が苦心して通達などの枝葉から問題を作成され、相応の対策を練ってくれます。しかし税法(通達も含め)は膨大。すべての範囲を完璧に網羅するのは無理です。そしてこのことはすべての受験生が同じなのです。

所得税法の非居住者の問題では、計算のテキストを思い出しながら自分の言葉で文章にしていきました。「以上・以下」「超・未満」などの細かい部分もはっきり思い出せず、試験後に確認したら間違っていました。

2011年の相続税法の容積率〜の計算では、自分のわかるところまでの計算でとどめ、あとはばっさりと切り捨てました。考えてわかるものではないし、0.1秒でも時間は無駄にできませんからね。

結果は両方とも合格しています。理論ベタ書きできずとも、計算をばっさり切り捨てようとも合格しました。

今年の試験でも必ずこういった出題はあるでしょう。慌てず対処すれば何のことはありません。それよりも、惑わされると実力が発揮できません。落ち着いて、持てる力を最大限出し切って下さい!

おまけ

モノが捨てられない私、1994年(平成6年)の簿記論の試験問題をいまだに保管してあります。

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当時はB5で横向きでした。

 

 

◆◆あとがき◆◆

今日は税理士会の研修。

講師はあの三木義一さんでした。