田舎暮らしに幻想は禁物!都心と地方都市の決定的な違い

2016-01-27

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とっても危険な田舎の交通事情

都市部に暮らす方の中には田舎暮らしに憧れている方もいるでしょう。

意外と知られていない、地方の問題点の一つに「車社会」のネガティブな側面があります。
写真は近所のとっても危険な交差点です。

 

田舎暮らしのネガティブな面を直視する

私は東京、大阪といった都市部と、生まれ育った松阪市に住んだ経験がありますが、都市部と地方都市の違いを一番感じるのは公共マナーです。そのなかでも交通マナーについて日々感じることがあります。

地方都市は公共交通機関を利用する機会は少なく、車社会のため社会人となれば車で通勤し、買い物も病院も、ちょっとした外出でも車を使うのが当たり前となっています。

車での移動が多いため、歩行者はほとんど見かけません。
そのため自動車の運転者にとっては、歩行者がいないという感覚が当たり前の感覚となってしまい、それが危険な運転につながっていると私は見ています。歩行者が圧倒的少数派のため、車優先の道路事情なのです。写真の交差点では、止まれの標識が出ているにもかかわらず突っ込んでくる車が非常に多いです。

さらに言うと、ドア・トゥ・ドアを車で移動するため、車自体が「自分の個室」感覚となっていて、本来公共の場であるはずの道路を、私的空間であると錯覚してしまっているのでは、と感じます。

ワーストランキング常連の松阪市

今現在私の住む松阪市は、残念ながら人口10万人当たりの交通事故死者数のワーストランキングの上位に常に名を連ねています。

https://www.city.matsusaka.mie.jp/www/contents/1000007612000/index_k.html

夕刊三重という地方新聞に、「移住者が語る松阪の魅力と課題」という連載が毎週土曜日に掲載されています。他府県から松阪市に移住された人のインタビュー記事です。その中で頻繁に出てくるのが、「交通マナーが危険で怖い」という声です。交通マナーでは悪名高い関西(関西の方すみません、一般論です)からの移住者の方でさえそう発言されています。

そもそもハード面、ソフト面の両方に原因があると私は分析しています。

ソフト面は上記のような、人の心の問題です。しかし、それを生んでしまったのがハード面ではないかと考えます。ハード面とはすなわち、道路のつくりの問題です。

田舎の道路は、農地を都市開発し、もともと農道であったところを舗装して道路にしているところが多いです。そのため道幅が非常に狭く、歩道は申し訳程度にしか整備されていません。そんなところを車がびゅんびゅん走るのですから事故が起こらないわけがありません。
この点については行政の問題ですから、都市計画を考え直す必要があると思います。

人の心・ソフト面をどう変えるか

行政の問題は個人では解決できませんが、自分の心がけは自分でコントロールできます。
歩行者の立場になって、自分の心で感じればわかることです。

わからなければ都会を見るべきです。歩行者が多いので、車は慎重に走っています。歩道も整備されています。都会でのマナーを経験するとよいと思います。物事は何でも、比較することで初めて違いが分かります。
特に若い人はいくらでもチャンスがあると思うので、志ある方もない方も一度は都会暮らしを経験することをお勧めします。

反対に、現在都市部にお住いの方で田舎暮らしをお考えの方はこういった地方の現状も参考にしていただければと思います。

 

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