ミック・テイラーの名演5選・The Rolling Stones

私がこの世で一番好きなギタリスト、ミック・テイラーの名演ベスト5です。

興味が無い?

いや、待って下さい。聴けば身悶えして震えること請け合いです(^^)

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だからミック・テイラーって誰??

はい、少し前に記事にしましたこちらをご覧いただければと思います。

 

かいつまんで言うと、ローリングストーンズの2代目ギタリスト、1969-1974年に在籍。脱退後はソロ活動に入るもパッとせず。近年のストーンズのツアーには同行し、ステージで演奏しています。

何を弾いても素晴らしいテイラー節

同じようなギターフレーズでもミック・テイラーが弾くと俄然輝きを放ちます。

私が思うテイラー節は
・詰まらず引っかからずスムーズな演奏
・音の伸び(サスティン)とビブラート(音の揺れ)が気持ちいい
・少ない音数なのに印象的なメロディライン(フレーズ作りが上手)
・曲の解釈(その曲にベストなフレージング、強弱)

例えば「ライトを照らせ」(Shine a Light)いう曲。

オリジナルは1972年のこちらに収録。

 

1995年に発売されたこちらでは、現メンバーのロン・ウッドがほぼ忠実にテイラーのプレイをカバーしています。しかしテイラーの流暢でスムーズなプレイに比べロンのフレーズは荒々しく、引っかかり気味。

これはこれで味であり個性なのですが、ロックギタリストでテイラーのように引っかからずにスムーズに弾くギタリストはなかなかいません。

ただしテイラーの場合、ギターを弾く姿やパフォーマンスはイマイチで、突っ立ったまま猫背でほぼ動かずに弾いています。近年のライブではそうでもないようですが体型は激太りしています(^^;)

テイラーの名演5選

悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)

ライブ盤です。前半のソロはキース・リチャーズ、後半がテイラーです。フレーズとしてはよくあるブルースのフレーズの組み合わせなのですが、それが矢継ぎ早に繰り出され、こんな風に弾けたらな・・・と溜息が出ます。歴史的名演と断言します。

スウェイ(Sway)

名盤Sticky Fingersの2曲目に収録。作家でストーンズフリークの山川健一さんは、「普段は1曲目のブラウン・シュガーから聴く。でも気が滅入っているときは2曲目のスウェイから聴く」というようなことを書いていました。気が滅入っているときに聴くとさらに落ち込みそうな、けだるく疲れた曲調です。

途中スライドギターのソロがあり、エンディングに長めのソロがあります。

スライドギターとは、写真のようなバーを薬指や小指にはめ、ギターの弦を滑らせるように弾く奏法で、ブルースでよく使われます。テイラーはスライドの名手でもあります。

↓これがスライドバー。ボトルネックとも。これはガラス製ですが、スチール製のものも良く使われます。

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ウインター(Winter)

文字通り”冬”がテーマの曲です。ミック・ジャガーの歌の”合いの手”に入るギターが冬の透明感を映し出すようなフレーズ。ギターソロもドラマチックです。ウットリします。

タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン(Time Waits For No One)

切ない曲調ですがギターは弾きまくっています。考え尽くされたフレーズというよりは、アドリブっぽい演奏なのですがそれでも曲の切なさにマッチした名演です。ちょっとサンタナっぽいです。

悲しみのアンジー(Angie)

昨年出たライブ盤収録のバージョンです。美しい泣きのギターソロも良いのですが、着目すべきは歌のバックで控えめに入るオカズ的なフレーズ。なんでこんなフレーズが思い浮かぶの!?とこれまた溜息です。曲の解釈、フレーズ作りが素晴らしく上手いです。

 

テイラーの演奏はストーンズの曲に多大な貢献をしています。テイラーのギターだからこそ好きになった曲が沢山あります。それらも含めた記事はこちらです。