郊外の大型店なんて田舎の民は望んでないぞ!

Scannable の文書 2017 05 02 12 45 21

街を壊す大型店はもういらない

コンパクトシティを目指す岩手県花巻市が「郊外型のショッピングモールの開発を断った」という2017年5月1日の日経新聞の記事。まさにこれは英断だ。

記事にはこうある

全国の自治体でコンパクトシティ化に向けた法整備が進んでいる。その理由は、
・戦後、郊外に開発が広がったが、少子高齢化で田舎では人口密度がどんどん下がり始めている
・人口密度の低い地域はスーパーもコンビニも採算が取れない。さらに高齢化で車に依存できない社会になりつつある
ことにある。
そのために市町村が街作りの計画を誘導するというものだ。

その計画通りに街作りを進める花巻市は、開発業者からの「郊外型ショッピングモール建設」の相談を断ったというもの。

花巻市の対応に拍手を送るとともに、その開発業者にはブーイングを送りたい。
地方都市を壊すだけの郊外型大型店はもういらない。そんなもの田舎の民衆は望んでないのだ。
東京のように、生き物のごとく街が進化していくような開発なら歓迎だ。
しかし、目先の利益だけを追った開発、ハコモノ作るだけですぐさびれる開発・・・田舎をそんなものの犠牲にするのはもうやめてくれと言いたい。

大型店なんぞ、もはや魅力がない

大型店なんぞなんの魅力もない。
大型店にあるようなモノはほぼAMAZONで代替可能だ。
イ〇ンやアピ〇など何店舗あっても魅力ある商品は何もない。買いたいものがない。わざわざ車に乗って出かけたいとも思わない。間違って日曜なんかに行くと車の行列で、ハマると駐車場から出るだけで数十分もかかる。
全く行く気がしない。 

大型店は自社の儲けだけを考えるのではなく、そろそろ街作りの視点を持つべきだ。
大型店にはその責務がある。駅周辺をさびれさせ、魅力を無くさせ、過疎化の要因を作ってきた罪がある。

自社だけが効率よく儲けるのではなく、長期的視点に立って街作りに役立つような投資をすべきだ。共存共栄の視点が全く欠けている。そもそもこのままでは自分たちも先細りするのではないのか?収穫するばかりでなく、種をまいてほしい。

大型店こそ、それができるのではないか?

大型店の取るべき道

私はかねてからイオン(言ってしまうが)は駅と直結すべき!と意見表明している。
駅の周りがほぼ駐車場の街に未来はあるか | Mスタ!

駅と直結して駅周辺を活気ある街に作り直すべきだ。いや、ホントならお洒落な駅ビルになってほしいがイオンで我慢しよう。
車社会の田舎では、郊外型の店舗は老人子供が気軽に行くことが出来ない。同時に車への依存度を下げ、交通インフラも整備する。

例えば同じイオンでも大阪のイオン大阪ドームシティ店。ここは駅と店舗が直結している。いや、やればできるやん!

ならば全国で率先してやってほしいものだ。
「シャッター商店街は自民党のせい」と演説した岡田さん、そりゃ「イオンのせいだ!」と野次られますって。 

まとめ

自分本位の大型店中心の開発はもういらない。
そんなものは地方の活気を奪うだけである。
法整備があり、税財政面での優遇措置もある。花巻市のように、危機感を抱いて前向きに取り組んでいる市町村がある。
(ちなみに我が町松阪は駅周辺の「豪商の街」計画が進んでいるが、どうもポイントがずれている気がしてならない・・・)
大型店はもっと時代の流れを見て、先々の種まきをすべきだ。