そんな仕事は税理士の科目合格者にさせろ!と言われた新橋の夜

屈辱の日

「そんな仕事は税理士の科目合格者にさせときゃいいんだよ!」

2008年か9年頃、今から7,8年前のことです。

当時虎ノ門にある一般事業会社に勤務しながら税理士受験生だった私。

職場の人達と数人で新橋の居酒屋にいました。

隣の席とは簾で仕切られただけでしたので、顔もうっすらわかれば声も丸聞こえでした。

隣席にいらっしゃったのは30歳前後の公認会計士とおぼしき方と、その部下らしき方々が数名。

会計士さんは(得意げに)部下に訓示を垂れていました。

その中のひとことが

「そんな仕事は税理士の科目合格者にさせときゃいいんだよ!」

でした。

まあ、細かい内容まではわかりませんが、どう聞いても科目合格者を蔑んだ言い方でした。

当時科目合格者だった私は思いがけないところからの攻撃に焦りました。

いや、もちろん私に向けて言ったわけではないのですが。

まさかその科目合格者が隣で座って酒を飲んでいるとは、その会計士さんも思ってもみなかったでしょう。

清原被告並みのジャンピングニーパッド(西武ライオンズ時代)を決めたい気持ちをぐっと押さえ、屈辱に耐えたものです。

 

5科目受かってこそ

自身の経験で言うと、「科目合格者」は業界以外では何の評価もしてくれません。

法人税法に合格していようが、税理士を名乗れないのであれば評価は限りなく0です。

(業界内ではある程度の評価があるのはもちろんです。)

業界以外の人は税理士試験がどういうものなのか、全く知りません。

「私、科目合格者なんです」と言っても

「はっ?」と聞き返されるか「へえ、すごいね」で終わりです。

4科目受かっていようが、プロとは見てくれないのです。

残念ながら肩書きで判断されるのが現実です。

「科目合格者」という肩書きは一般的には通用しません。

それを考えれば件の会計士さんは科目合格者を(ある程度は)評価してくれているようです(笑)

科目合格者の皆さんにはその事実を受け止め、糧にして5科目を勝ち取ってもらいたいです。