独立してからスーツを捨てた。選び、選ばれるための手段としての装い

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独立開業して四年弱。

スーツを着る機会はほぼなくなりました。

今や、外出はほぼジャケット+スラックスといったジャケパンスタイルで、ネクタイもしなくなりました。

 

親しみやすさ>堅苦しさ

独立当初はスーツを着てきっちりネクタイを締めていました。

とはいえ、当初は自宅の一室を事務所にしており、アポイントの予定もなく家でひとりで作業するのにスーツは不要です。逆に着てたらおかしいですよね。

その流れで、事務所にお客様が来られるときもスーツは着なくなり。

ちょっとした外出もスーツは着なくなり。

スーツ着用は新規のお客様先や税理士会の研修時やちょっとした出張の時ぐらいでした。

そうなるとスーツ自体がだんだん大げさな気分になってきました。

お客様はスーツは着ていない方がほとんどですし、こちら側にもスーツは求めていらっしゃらないと見受けられます。

そもそもひとり税理士、自営業者、フリーランス、という立場柄、スーツを着てネクタイをする意味があるのか?

税理士って一般の方からするとなじみがなく、敷居が高いイメージがあるのは事実です。
それを払拭する手立ての一つとして、”装い”を変えてみることは有効だと思います。

とはいえある程度のきちんと感=信頼感も必要かと思いますので、ジャケパン&ノータイのスタイルへと落ち着いたわけです。

きちんと感を失わない範囲で、親しみやすさ>堅苦しさ を狙っています。

 

着崩せばいいというわけではない

今はジャケット+ウールパンツorコットンパンツという装いがほとんどです。

ジャケットは1着目は紺色の無地、スラックスはグレーのウールパンツがおすすめです。

ウールパンツは夏涼しく、冬暖かく、しわになっても回復力があるので吊しておけばキレイに戻ります。

コットンパンツ、いわゆるチノパンは普段使いに、色はベージュが使い回しやすいです。

個人的には着崩しすぎはおすすめしません。基本は押さえた上で、スーツのドレスダウンととらえるべきでしょう。シャツにしても華美なボタンやステッチのものは避けています。

 

スーツを着なくても2割増しをねらう

”スーツは2割増し”と聞きます。スーツを着た男性は、普段着よりも2割増しでかっこよく見えるらしいのです。

しかし2割増しでも平均値ではしょうがないと思います。スーツを着てなくても平均値を超えるようにすべきです。

そのためにはそれなりの努力と研究、身銭を切ることが必要です。なにごとも失敗して試行錯誤してはじめて血肉になります。自分の装いぐらいは人任せにしたりおざなりにしたりせず、自分で考えて行動していきたいものです。

 

選ばれるための手段である

P40 服には、「自己紹介の働き」があります。
服をとおして、「その人自身」がちゃんとでていること。それが、その人にとっての「似合う」です。

P78  ファッションとは、服を通して、自分を知ってもらうこと。これはいいかえると、「ファッションとはコミュニケーションだ」ということです。

p88 あなたは人を「選び」、同時にあなたは人に「選ばれる」。
自分がいったい何者であるかを、自分で選んだ服によって明らかにすること。これがファッションです。

p93 ファッションはうまく使えば、自分が思うとおりの自分を人に想像してもらえることができます。相手の想像力を、こちらのイメージどおりに引きつけることができるんです。

p176 〜いわゆる「しかたなく服を着ている人」です。〜「その人らしさ」が見えてきません。むしろ、見かけは気にしないという消極的な「その人らしさ」が顕わになります。

 

自分なりの装いを確立できれば、差別化の手段として利用できるのでは、と考えています。
自分の方向性を明らかにする一つの手段として、装いを利用すべきだと思います。

人間は外見ではないです。しかし外見は内面の表れであり、自分でいかようにもプロデュースできるものです。自営業者、フリーランスはむしろ利用しなければならないものだと思います。

たかが装い、しかし突き詰めていけばそれも哲学になります。