社会の仕組みを知るなら簿記よりもFP

簿記検定を取得しても世の中のことはわかりません。簿記は技術です。

社会の仕組みを知るにはファイナンシャルプランナーの試験がより最適です。

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簿記よりもFPのほうが即効性がある

税理士事務所の求人には日商簿記〇級などの要件を掲げているところが多いです。

しかし、簿記の知識や技術はあくまで帳簿や財務諸表を作成するためのものです。たとえ日商簿記1級を取得していても、それだけでは実務でつきあたる問題にはとうてい太刀打ちできません。

その点、ファイナンシャルプランナー(以下FP)の学習内容は簿記に比べ実戦向きと言えます。税理士業やその周辺の実務を行うに当たって知っておくべき内容が網羅されています。

私自身は税理士資格取得後、集中してFP2級からAFP、CFPまでを取得しました。新人の頃にこのような試験があればもっとスムーズに実務に入って行けたと思います。もし従業員を雇うなら、簿記検定とともにFP3級を課すでしょう。

FPの学習内容とは

FPの学習内容は身近な法律や経済的な知識を問うものとなっており、具体的には6科目あります。

ややこしいのですが、民間試験と国家試験の2通りあり、内容は重複しています。

・ライフプランニング(社会保険など)
・リスク管理 (生保、損保など)
・金融資産運用設計(マーケット、金融関連)
・タックスプランニング(ほぼ所得税、一部法人、消費、住民税など)
・不動産(法令、税など)
・相続・事業承継(相続税など)

見てわかるとおり、税理士業およびそれに付随する関連業務の知識が一通り学べます。個人の事務所ならお客様から頻繁に質問される内容ばかり。勉強しておいて損はありません。

簿記を軽視しているわけではない

簿記は税理士業務において基本的な技術ですから軽視しているわけではありません。借方、貸方の考え方は合理的だし、色んな応用が利きます。

ただ手っ取り早く社会の仕組みを知るには、簿記の勉強よりもFPの勉強の方が役立つのは間違いないと思います。

 

 

◆◆あとがき◆◆

自宅裏の田んぼでは稲刈りが始まりました。
日も短くなり、秋が近づいているのを感じます。