税理士志望者の就職と転職について

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新芽の香る季節です。

この春から新卒、あるいは転職で税理士事務所、税理士法人へ勤める方もいらっしゃるでしょう。

私自身の経験から、もう一度新卒に戻ったらこうするだろう、と思うことを書きます。

 

まずは大規模事務所を選ぶ理由

もし新卒に戻るなら。

最初に就職する場合、なるべく規模が大きい税理士法人を選ぶと思います。

その理由

・規模が大きくなければできない仕事がある

・研修、教育の充実(マナー含む)

・同期入社が複数名いることで刺激を受けられる

・やりたい方向性が見つかれば比較的転職が有利

 

規模のメリット

一般的に事務所の規模とクライアントの規模は似通っていると考えられます。
大きな税理士法人には大企業の顧客が存在し、小さな個人事務所には小規模零細企業の顧客がメインである、ということです。

大きな事務所でも小規模のクライアントは存在するでしょうが、逆はなかなかないと思われます。大きな会社の税務を担いたいなら大きな事務所に所属することです。

大規模な法人なら申告書別表の枚数も膨大になるでしょう。小規模なら枚数は知れています。
大規模な事務所であれば様々な別表に触れることができるでしょう。

 

研修、教育について

小さな個人事務所では即戦力が求められることが多く、人材育成に投下する資本も限られてきます。

マナーや所作については周りの環境も影響しますから、おのずと違いが出てきます。

 

同期入社がいるかどうか

新卒ならこの点は意外と重要だと考えます。互いに刺激を受け合ったり、悩みを共有することは、社会人のスタートとしてつまずかないための支えになるはずです。

 

キャリアの選択肢が増える

転職するにあたっても、大きな事務所から中小へ移るのは易しいが、小さな事務所から大きな事務所へ移るのは比較的難しいでしょう。

最初に大きな事務所を経験し、やりたい方向性が見えてきたところで移るのがいいと思います。

人生においては何でもそうですが、選択肢があって自分で選べるというのは素晴らしいことです。選択肢がなくてつらい思いをするのが常ですからね。

 

 

悔いを残さないことが大事

小規模事務所が全くだめと言っているわけではありません。選択肢を拡げるために、キャリアの第一歩は大規模事務所がよいだろうと思っています。

最初から明確にやりたい方向性があるなら中小でも全くかまわないと思います。

また、税理士試験との兼ね合いも当然あります。大規模事務所なら法人税含む3科目合格、などといったハードルが設けられているのが普通でしょう。

と、こんなことを書いたのも私自身そうできなかった後悔の念があるからです。
その年齢でしかできないこと、そのときの状況でしかできないこと、そういったものは確実にあるわけです。
若手の方々には、あの時ああすれば良かった・・・というような悔いの残らない職業人生を歩んでほしいです。

 

◆◆あとがき◆◆

生活リズムを変えたせいか、寝付きが悪いです。

慣れるまで我慢。