ジャケットのボタン・留め方にもルールがありますよ!

Illustration;iPad Pro,Apple Pencil,Procreateapp

ジャケットのボタンにはルールがある

ジャケットのボタン、どのように留めてますか?

実はボタンの留め方ひとつで身だしなみへの関心度がばれてしまうのである。

なぜなら・・・

シングルジャケットのボタンの留め方には実はルールがあるのだ。
意外と間違った例を見かけるので、覚えておいて損はないと思う。 

ルール解説

ジャケットのボタンは原則、二つか三つのどちらかである(まれに一つのものもあるが例外とする)。

まず、二つボタン、三つボタンとも
”一番下は留めない”
というのがルールだ。

これが ”アンボタンマナー” である。
この点については、どうも歴史的な起源がはっきりしないようだ。 
とはいえ現代のジャケットは一番下を留めない前提で裁断されているので、無理に留めると変なシワが入ってしまう。 

よって、
二つボタンなら上だけを留める。
三つボタンなら一番目と二番目を・・・いや留めない。 

三つボタンの場合は注意が必要

三つボタンの場合、衿が
”段返り”
のものなら一番上は留めない。

”段返り”というのは、
”折り返した衿にかくれてボタンがついているもの”
をいう。
最近のジャケットは段返りのものが多いので、お手持ちのジャケットを確認してもらえればわかると思う。
このボタンは装飾であり、留めるためにつけられているのではない。無理矢理留めると衿の形がおかしくなる。留めずに開けておこう。

結果、三つボタンの場合は真ん中だけを止めることとなる。
段返りでないものは上二つを留めるが、最近はあまり見かけない。段返りのものが主流のようだ。 

座るときはボタンを外す

これは意外と知られていないと思うが、
”イスに腰掛けるときはボタンを全部外してよい”
ことになっている。

これはシルエットの問題かと思われるが、欧州人はともかく、そこまで徹底している日本人はいないかも知れない。
座るときに外し、立つときにサッとつける。

元衆議院議員の海江田万里氏がこれをスマートにこなしていた。
議員時代、国会での答弁の際のことだ。かなり前のことだがTVで見た事がある。 

残念な例

お笑い芸人の方で多いのが、ボタンを三つとも全部止めていたり、(正式な衣装として)ワイシャツ+ネクタイなのにジャケット無しだったり。

これは見るたび残念に思う。ルール違反と言われてもいたしかたない。
(シャツは本来下着である) 
シャツは本来下着、ボタンダウンはカジュアル、ということを知っておく | Mスタ! 

 またまた堅いこと言って〜向井はマニアックだなあ!・・・とお思いだろうか?
いやしかし、
和装には和装のルールがあるように、洋装にもルールがある。
外国人が和服を変な風に着崩していたら
「おや?なんか変だぞ。滑稽だな〜」
と思わないだろうか?
同様に、日本人の洋装に欧州人がそう思っている可能性は大いにある。 

例外

ジャケットの下に、ジレ(ベスト、ウエストコート)着用の場合、ジャケットのボタンは全開でもいいし、ジャケット無しでもOKだ。
要は下着たるシャツを隠すことが肝要。ジレのボタンも一番下は外すのがルールだ。

また、ビジカジなどでジャケパンスタイルの場合、ここまでこだわらなくてもいいと思う。
ノーネクタイならむしろジャケットのボタンは全開の方が自然かも知れない。

まとめ

フォーマルなジャケットのボタンの止め方にはルールがある。

・一番下は止めない
・ 段返りの一番上は止めない
・座るときは全部外す
・ベスト着用なら外してOK

カジュアルな場面ではこの限りではないが、覚えておくとよいと思う。