20年前はこんな作業をやっていた・・・税理士業20年後はどうなる!?

1993年(平成5年)新卒で税理士事務所に就職。

20年以上前にやっていた業務を振り返ってみました。

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3枚伝票+科目印

最初の事務所は100%TKCの事務所でした。

当時すでにパソコンで会計ソフトに入力するというスタイルは主流でしたが、せっかくパソコンで入力してもそれ以外が超アナログ。

例えば入力原票に使用していたのは複写式の3枚綴り伝票です。1枚目が仕訳帳、2枚目と3枚目がそれぞれ借方と貸方の総勘定元帳になるという仕組みのもの。

科目欄には科目のゴム印を押し、日付と金額、消費税コード、摘要はボールペンで記入。3枚綴りですから科目印は合計6回押さねばなりません。

さらにそれを3枚にバラいて、科目ごとに並べ直し、専用のバインダーに綴じ込んでやれやれ。いや、まだ終わりません。科目ごとに伝票を電卓で集計し、パンチャーが入力した数字と照合してようやく終了です。さらに、そのデータを伝送し、数日後に郵送されてくる試算表をミシン目に沿って切り離し、並べ替えてそれをそのままお客様宛に郵送。

こういった作業を何年もやって身につくのは次の技術。

・ゴム印の早押し

・伝票早分けの技術

・すばやく伝票をめくりながら電卓を叩く技術

連日夜遅くまでやってました。今でもやっているところはあるのでしょうか?

DOS版のPC

Windowsはすでに存在しましたが、現在のように普及していませんでした。当時はDOS版(ドスばん)が主流。黒い画面に白くてカクカクした文字のヤツです。

いや、そうバカにしたものでもなかったです。はっきり言って会計ソフトを使うだけならWindowsよりDOS版の方がどんだけ使い勝手がよかったか!

マウスは使わず、ほぼテンキーのみで超速で入力可能でした。しかも右手しか使わないので左手で伝票などをめくれるわけです。

その時代を知っているとWindowsの会計ソフトはいまだに使いづらいと感じます。

今後20年でどうなる!?

「いまだに伝票をぺらぺらめくりながらやっているとは思いませんでした」

新卒で実務経験のない私でしたが、3枚伝票を見て素直に上司(40代)にそう言ってしまいました。一瞬ムッとした表情をされたように覚えています。でも私の感想は正しかったと思います。当時ですらすでに古くなりつつあるやり方でしたから。

クラウド、Fintech、AI・・・

20年後は想像もつきませんが、税理士業界を脅かすのはおそらく他業種なのでしょうね。関根稔さんのおっしゃるように。

取り残されようとして取り残される人はいません。つまり、取り残される人は知らないうちに取り残されるということ。40代の今、そこだけは気をつけていきたいです。

 

 

◆◆あとがき◆◆

土曜日は井ノ上陽一さんのセミナーに出席。

他の受講者の方々ともお話ができ、また拙ブログを読んで下さっている方もおられ、嬉しい限りです。